だから、日本が好き!

宇宙のなかの小さくて大きな島国

翼ひろげる子

翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
明橋 大二


おなかが痛い、頭が痛いと言って、登校をしぶる男の子は、やがて全く学校に行かなくなった
こんなけんかばっかりの家で、病気にならないほうがおかしいよ
子どもは、家族みんなの苦しみを癒す大きな力を持っている
子どもにいろんな症状が起きる原因は、一つしかない。それは、周囲とのパイプの詰まり
学校で「いつも無表情で笑顔がない」そんな子どもは、大きな問題を抱えている可能性がある
大人の認識が甘すぎる!体罰は、子どもの発達に悪影響を与える
甘えるのが下手な子、我慢している子には、親の愛情がうまく伝わらない
「心の鎧」を着ている大人は、子どもの甘えをはねつけてしまう
「この子は、何を考えているか分からない」―親子の心の結びつきが生じにくいアスペルガー症候群
子どもの症状に応じて知っておかねばならない五段階の対処法






≪家庭での愛としつけの大切さ≫

 人は家庭で生まれ育つ。子は親を選べない。どんな家庭に育つかは、親の重い責任である。その家庭が、日本で崩壊しつつあると気づいたのは、今から四十数年前、わが家も子育て最中のころであった。学校参観から帰った家内から「うちは放任主義ですの」と語るお母さん方が多く、しつけができていなくて、学校も困っていると聞いたときであった。

 いま、そういうお母さん方の子供が母親、その子が生徒なのである。その帰結は、毎日の新聞・テレビの報道が示している。要するに「放任主義では、良い子は育たない」のだ。

 家庭にとってまず大切なのは、そこに親、とくに母親の愛情があふれ注がれていることである。赤ん坊は、母の胎内にあるときから、その愛情を体感する。生まれては母乳を、やがて食べ物を与えられ、身の回りの世話をされ、1年くらいたってようやくよちよち歩ける。その後の数年間も、親の世話にならなければ、自力ではほとんど何もできない。

 ところが、子供の発育には、この数年が決定的に重要なのである。最近の脳科学は、人間の脳細胞の9割が、この期間に育成され、『愛は脳を活性化する』(松本元著)ことを明らかにした。この時期の子供に、親が言葉と行儀作法などを教えるのがしつけである。1歳から3歳児の驚くべき能力に注目したのが井深大ソニー元会長で、氏は『幼稚園では遅すぎる−人生は三歳までにつくられる』(サンマーク文庫)などの著書によって、世を啓発された。

 この時期こそ、子供が情緒や感受性を習得する大切な時である。子供に絵本を与え、おもちゃで遊ばせ、おとぎ話を話して聞かせ、子守歌を歌って寝かせ、やさしい音楽を聴かせ、庭や公園で花の色や香りを楽しみ、そして少しずつ挨拶(あいさつ)や感謝の言葉を教える。子供の情緒は次第に豊かに、親子の愛情も深まる。かくして子供の心の中に芽生える親、特に母親への敬愛の情こそ人間の情緒の根幹である。

 学校教育は、教育基本法の改正で大きく変わるだろう。旧法が、徳育に一切言及しなかったのに反し、新法は愛国心、愛郷心の重視と徳育の強化を明記した。第2条(教育の目標)に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛する云々」及び「豊かな情操と道徳心を培う」と書き、前文に「公共の精神を尊ぶ」と明言した。



 ≪山崎中教審会長の自己矛盾≫

 だが奇妙にも、文部科学省中央教育審議会の山崎正和会長が『中央公論』(5月号)と『文芸春秋』(7月号)で「道徳教育不要」と主張された。よく読めば、氏の論は決して道徳や愛国心教育の全面否定ではなく、学校の徳育は「遵法(じゅんぽう)の精神」を教えれば足るとの意見だが、その論は自己矛盾しており、思慮も足りない。

 第1、改正教育基本法が徳育の強化を要請しているのに、「遵法」を教えよという会長が、それに反して徳育不要と言うのは自己矛盾である。本気なら、山崎正和氏は、今の基本法の下での中教審会長を辞任されるべきであろう。



 ≪「教え方」にも思慮を欠く≫

 第2に、情操を豊かにし、道徳心を培うには、特に幼少時のしつけと教育が大切なことは上述した。学校では特に小学校の教育が大切だが、小学生に「遵法」とは、遅刻せぬことや校則を守ることだが、その前に、やさしく人のありようを教えるのが物事の順序である。例えば、狼少年の話で正直を、蟻とキリギリスの話で勤勉を教えるなど。氏には、初歩の徳育の教え方への思慮が不足している。

 徳育の強化には、適切な道徳教科書の作成が絶対に必要である。それ以外に、しっかりした徳育の方法がない。その内容であるが、幸い既に、日本にも外国にも子供が道徳をやさしく学ぶにふさわしい寓話(ぐうわ)や童話や教訓話は多い。イソップ物語、グリム童話集、アンデルセン物語、幼學綱要などなど。最近鳥居泰彦前中教審会長より頂いた福沢諭吉の『童蒙おしえ草・ひびのおしえ』も名著で「石をなげる少年とかえる」の話に始まる。それらをうまく取捨選択すればよい。かつての国定修身教科書もそうしたものだが、今ならもっと多様な面白い教科書がつくれよう。

 先生は、そうしたやさしい道徳の教科書を、ただ生徒と一緒に謙虚に読めばよい。それは、親がいくつになっても子供に物語を読んで聞かせるのと同じで、そうして自分も復習する。「学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや」。そこにおのずとできる先生と生徒の信頼関係が徳育のはじめなのである。

(出典:正論 京都大学名誉教授・市村真一/いちむら しんいち)




子どもを叱らずにすむ方法おしえます―お母さんがラクになる新しいしつけ子どもを叱らずにすむ方法おしえます―お母さんがラクになる新しいしつけ
スティーヴ ビダルフ

子どもを叩いたり、責めたり、脅したりして叱るのはよくないとわかっていても、ではどうすればいいのか、これまでだれも教えてくれなかった。
本書は、世界各地で数千人の親と話した著者が、古い手法にかわる新しいしつけ方を紹介する。
子どもに自分で考えさせ、問題を解決させる「立って考える」方法は、各地で実際に効果をあげている奇跡のテクニックだ。
多くの親から、「子どもを叱らずにすむようになった」と感謝の声が殺到している本書は、叱りつかれた日本のお母さんにもぜひオススメの一冊。


  1. 2007/12/31(月) 12:00:53|
  2. 家族・子供・パートナー
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ある挑戦 :: Flying under Stockholm



翼の長さ2m、時速70kmでラジコン飛行機がトンネルの中を飛行します。
スウェーデンのストックホルムで、トンネルの長さ実に3.9km!
飛行機のすぐ後ろを車で追走し、そこから操縦&撮影しています。

最後の、”the show must go on”が気になり、期待されますね♪


TEPCOからの注意
セミや電線にかかったタコを取ろうとして電柱にのぼり、ケガをすることがあります。電柱には絶対にのぼらないようご注意ください。もし電線にタコやラジコン飛行機などがかかったときは、東京電力へご連絡ください。また、タコ上げやラジコン飛行機遊びは、電線の近くでしないようご指導ください。



エアロソアラ バーゴッドブラック(Aバンド)まずは、家の廊下で腕を磨いてみる!

エアロソアラ バーゴッドブラック(Aバンド)
トミー


エアロソアラ ポップレッド (Bバンド)

エアロソアラ ポップレッド (Bバンド)


  1. 2007/12/31(月) 08:00:28|
  2. 「笑い」が幸せを呼び込む
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DS Lite compact

NINTENDO :: DS Lite Compact


Litecompact
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  1. 2007/12/30(日) 12:59:13|
  2. ガジェット
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モンスター・ペアレント ― ムチャをねじ込む親たち

モンスター・ペアレント ― ムチャをねじ込む親たちモンスター・ペアレント―ムチャをねじ込む親たち
本間 正人

無理難題をふっかける迷惑親・患者にどう対処する?理不尽な相手に負けない交渉術。

[目次]
プロローグ 世界の中心でモンスターは叫ぶ?
第1章 なぜ日本にモンスターがあらわれたのか
第2章 モンスターに見える相手とどう接するか
第3章 ケースで見るモンスター・コミュニケーション
第4章 モンスターをつくらないためのコミュニケーション
付録 モンスターとの対話に際して最低限覚えておきたい敬語・婉曲話法







学校の現場で、モンスターペアレントによる理不尽な行動が問題になっている。担任教師や学校に対し、自分の子に関する「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を突きつける保護者のことだ。担任教師の中にはこのような苦情や要求に対応する過程で、精神的に追い込まれる人もいる。一部の学校や教育委員会からは、対策チームを設置したり、地域との連携強化を模索する動きも出てきた。しかし、本格的な対応は今後の課題だ。


模擬試験と重なったので運動会の日取りを変えてほしい

モンスターペアレントが学校に持ち込む苦情や要望は、常軌を逸脱している。「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」。「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」。「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」。「子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」。「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」など様々な苦情や要求がある。いずれも、従来では考えられない自分勝手な言い分を主張している。

またモンスターペアレントは、苦情や要求の持ち込み方も尋常でない。「学校に出向いて担任教師をつかまえ、苦情を長々と訴え続ける」くらいは、まだ普通。恫喝に及んだり、教師に土下座を要求する場合もある。さらにこのような親の中には、慰謝料などを求める目的で、最初から弁護士を連れて学校に乗り込む人もいる。

いっぽう担任教師の中には、このような苦情や要望に対応する過程で、精神的に追い込まれてしまう人が少なくない。ところが学校や教育委員会の一部には、問題を担任教師に丸投げするところもあるという。またモンスターペアレントのいる学級を、経験の浅い新任教師に押しつける学校もある。このような立場におかれた教師の中には、病休に至る人もいるという。担任教師の頻繁な入れ替わりは、子供への被害につながりかねない。



モンスターペアレントが生まれる3つの理由

モンスターペアレントが登場した背景には、学校と地域社会を取り巻くいくつかの問題がある。第1の背景は、社会全体における権利意識の増大だ。特にゆとり教育以降の教育現場では、個性尊重の名のもとに「義務や責任の伴わない権利意識」が浸透してしまった。親の中に、「生徒と教師の立場は対等だ」ととらえる人が増えた。

第2の背景として、地域社会の崩壊が考えられる。地域の中で住民同士のコミュニケーションが希薄化しているため、学校で発生する問題を共有する場所がなくなってしまった。そこで学校運営に関する苦情や要望が、地域社会のクッションを経ることなく、いきなり学校に向かうことになった。

また第3の背景として、学校における相談体制の不備を指摘する声もある。いじめなどの問題が発生した際、親が学校に相談しても、担任教師や学校が真剣に取りあってくれない例が存在する。そのため、問題を持ち込む前から学校に不信感を抱いている親も多い。モンスターペアレントの問題は、総じて、学校と地域のコミュニケーション不全にかかわる問題と言い換えることもできる。



対モンスター体制を整備する地域も現れる

そこで一部の学校や地域では、モンスターペアレントの対策に乗り出すところも現れた。第1の対策は、学校や教育委員会における「対モンスター体制」の整備だ。例えばある教育委員会では、校長OBをメンバーとする対策委員会を設置。学校での対応が困難な苦情や要望について、問題を預かる体制を整えている。

また政府の教育再生会議では、6月1日に決定した第2次報告の中で「学校問題解決支援チーム(仮称)の設置」を提言している。チームは教育委員会が組織して、指導主事・法務教官・大学教員・弁護士・臨床心理士・精神科医・福祉司・警察官OBなど専門家の参加を求めて、問題解決にあたるとしている。

第2の対策は、地域と学校の連携強化だ。例えば学校協議会などの場所で、学校・保護者・地域住民が常に問題を話し合える体制を整えておく。問題が小さいうちに吸い上げられるようにしておけば、大きくこじれる前に解決できる。また、地域の親が相互にコミュニケーションをとることで、モンスター化を抑止できる。いっぽう学校は、この場を通じて、校内で発生した問題を包み隠さず情報公開することが必要となる。

とはいえ実際の現場は、対処療法に忙殺されているのが現状であるようだ。例えば、一部関係者からは「恫喝など犯罪性の高い行動については、警察の介入もやむなし」とする声が聞こえてくる。また、訴訟費用保険に加入して自衛を図る教師も増えた。モンスターペアレントに関する混乱は、もうしばらく続くことになりそうだ。


(出典:もり・ひろし=新語ウォッチャー



モンスターペアレント!?―親バカとバカ親は紙一重モンスターペアレント!? ― 親バカとバカ親は紙一重
諸富 祥彦

増え続ける「無自覚で困った親・モンスターペアレント」。そんなバカ親たちのなまなましい実態を報告。増殖した原因や社会背景、親と教師が「いい関係」を築く方法、子どもの心を守っていくためのポイントなどについて考える。


モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっているモンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている
石川 結貴

15年間、延べ3千人の母親を取材して浮かび上がった「母子破綻」の深刻な広がり…。それに加えて、かつて「コギャル」と呼ばれた世代が出産適齢期を迎え、続々モンスターマザー入りしている!いま、家庭の中で何が起きているのか。今どきの母親たちの異変を読み解く。
  1. 2007/12/30(日) 12:00:25|
  2. わたしたちの身の回り
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オフサイトミーティング (ungame::アンゲーム)

アンゲームポケットサイズ全年齢向け J1300アンゲーム
●家族で・・・家族版 Families UNGAME(ポケット版)
一番近くにいて、一番大切なのにあまりにも当たり前の存在が分かり合えない事を置き去りにしてしまう。アンゲームがその「かべ」を取り除きます。うちとけた、ありのままの心でのコミュニケーションをはかることで、家族関係をより一層親密にします。

●友達、恋人同士で・・・カップル版 Couples UNGAME(ポケット版)
いままでの仲の良かった友達や恋人に対して、新しい発見があります。また、これから仲良くなりたい相手と交流を深めることもできます。

●いろいろな集まりで・・・ティーン版 Teens UNGAME(ポケット版)
サークル活動やボランティア活動などで、自分の意見や提案を分かち合いながら協力的な雰囲気を話す時間を、作り出すことができます。恥ずかしがりやで無口な人にも、外向的な人同様に案配することで、参加の気分を盛り上げます。

●親子で、子どもたちで・・・こども版 Kids UNGAME(ポケット版)
親子の交流を深めるきっかけ作りに最適です。また、子ども同士で子どもたちがアンゲームで遊ぶ姿を暖かく見守ってください。

●いろいろな世代で・・・全年齢版 All Ages UNGAME(ボード版・ポケット版)
若者と年配者にある世代の違いによる価値観を語り合い、関係を築けます。お互い違った経験をつんで育ってきている世代間に、共感し合える力を育成します。企業の”オフサイトミーティング”に最適!




アンゲームは用意された質問に答えていく簡単なルール。
でも、用意された140の質問には隠された秘密があり、プレイヤー同士の相互理解を助けます。
それがゴールや勝ち負けのない、まさにアンゲーム(ゲームじゃないゲーム)なのです。
アメリカではすでに100万人以上の利用者がいる自己表現ゲームのベストセラー。

遊び方 (とっても簡単!)
ゲームをしたい仲間と輪になって順番にアンゲームの質問カードに答えていきます。質問カードにはプレーヤーの気持ちや、好み、価値観を問う質問などが約140問用意されています。
準備はアンゲームをよくシャッフルしてテーブルの上に置くだけ。さあ、みんなでテーブルを囲んで「アンゲーム」しましょう♪
アンゲームでは誰かが答えている間は黙って聞いているのがルール。でも、当然それに対してツッコミをしたり、「もっと詳しく聞きたい!」って思うことがありますね?そんなときは「コメントカード」を引きあててください。これは質問カードと一緒に札山の中に入っています。言うなれば、このカードを引いた人は誰にでもツッコミや質問を出来る権利を得られるわけです。また、自分の感想や、他の人が引いた質問カードに対して自分の意見を述べても構いません。ここでのやりとりが更にプレーヤー達のコミュニケーションを深めていくのです。


アンゲーム誕生秘話

1971年にアンゲームは誕生しました。

レア・ゼキッチは、日ごろから思春期の少年少女や家族の間に生じるコミュニケーション不足や誤解の手助けをしたいと考えていました。

そんなとき、彼女は喉の病気にかかり、話すことができなくなってしまったのです。
もう一生しゃべることができないかもしれないと彼女は考え、家族との新しいコミュニケーション手段を考えなければならなくなりました。

そこで彼女は自分が伝えたい事や思いをカードに書き込んで、家族と意志の疎通をはかることを考えたのです。意外にもカードを使ったやりとりはとても効果的でした。そしてレアさんは自分がしゃべることができない状況のなかで、いままでいかに相手の言葉を理解していなかったかを実感したのです。幸いにも彼女は再び話すことが出来るようになりました。
 
その後、彼女はこの劇的体験をもとにアンゲームを思いついたのです。



ポケットサイズ版
ボードを使用しないタイプがポケットサイズ版。
これなら場所をとらず、持ち運びに便利。どこででもアンゲームの楽しさを損なうことなく
遊ぶことができます。
また、いろいろな年齢や集まりに応じたバージョンがあり、ボード版のオプションカードとしても使えます。

企業での活用方法
企業での”オフサイトミーティング”に利用しても効果があります。
オフサイトミーティングとは、組織、役割などの様々な立場による社員間の理解不足を埋めるための活動です。
通常は、「気楽にまじめな話をする場」をつくることで社員の相互理解を促すのですが、まさにアンゲームはこの活動の促進にうってつけ。


*メモ ・・ オフサイトミーティングでの相互理解って、何のためにするの?
社員間で相互の信頼を醸成することによって、次のようなことが期待されます。
・個性が発揮され、創造的な知恵が出やすくなる。
・悪い話でも言いやすい雰囲気がでてくることで、問題や課題が隠れにくくなり、見えやすくなる。
・組織や立場を越えた仲間意識が芽生えやすくなり、困難を乗り越える人間の勇気やエネルギーが引き出される。





なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ
(日経ビジネス人文庫)
柴田 昌治



日経ビジネス人文庫 なんとか会社を変えてやろう 実践ガイド・企業風土改革の進め方 (日経ビジネス人文庫)
なんとか会社を変えてやろう 実践ガイド・企業風土改革の進め方
(日経ビジネス人文庫)
柴田 昌治


フィールドブック 学習する組織「10の変革課題」―なぜ全社改革は失敗するのか?フィールドブック 学習する組織「10の変革課題」―なぜ全社改革は失敗するのか?
ピーター センゲ


トヨタ式「勝つ現場力」―進化し続ける最強の経営の本質とは
トヨタ式「勝つ現場力」―進化し続ける最強の経営の本質とは
金田 秀治




WEBサイト ・・ スコラ・コンサルトのオフサイトミーティング
  1. 2007/12/30(日) 11:18:47|
  2. 幸福になりたい
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うすしま明王

100%幸せな1%の人々100%幸せな1%の人々
小林 正観


悩み・仕事・病気・お金・イライラ・子ども、すべてのことを受け入れて100%幸せに生きる1%の人になる。


うすしま明王


烏枢沙魔明王さま

おんくろだのう うんじゃくそわか



「そ・わ・か」の法則「そ・わ・か」の法則
人生を輝かせる”実践方程式”
小林 正観



そ・・・掃除 お金が入る「トイレ掃除」の不思議
わ・・・笑い 心身を健康にする「笑い」のパワー
か・・・感謝 悩みが消える「ありがとう」の魔法


  1. 2007/12/30(日) 00:47:29|
  2. 幸福になりたい
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年末の大掃除

ツキを呼ぶ「トイレ掃除」―宝くじ当選!理想の人と結婚!赤ちゃんができた! (マキノ出版ムック)ツキを呼ぶ「トイレ掃除」 -- 宝くじ当選!理想の人と結婚!赤ちゃんができた!
小林 正観

成功しているあの有名人も実践。トイレ掃除をするだけで、金運・財運がアップし、人生がガラリと好転する。喜びの体験談を多数紹介するとともに、地球に優しい重曹掃除術や、開運トイレ風水なども大公開。



もう、ことしも残すところ あとわずか。

・・でも、まだ大掃除済んでないかも。


まずは、ちらっかってる部屋のなか、

いらない物を捨てるところからはじめようか。


松居一代の開運おそうじ本松居一代の開運おそうじ本
松居 一代


掃除マニア・松居一代流「開運掃除術」を一挙大公開! 玄関、リビングルーム、寝室、和室、キッチン、浴室・洗面所、トイレの掃除術をイラストで解説。汚れ具合をチェックできるシートも収録。


松居一代の超(スーパー)おそうじ術松居一代の超(スーパー)おそうじ術
松居 一代


あなたも変われます!今日からシンプル生活仲間入り。大ヒット『松居一代の超おそうじ術』に引き続き、芸能界一の掃除名人がシンプル自宅を初公開!妻だけが知っている運気をゲットしたマル秘船越英一郎物語満載。

  1. 2007/12/29(土) 23:59:31|
  2. 日記
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Million Films (コブクロ)

ALL SINGLES BEST (初回限定盤)(DVD付)ALL SINGLES BEST (DVD付)
コブクロ


ディスク:1
1. 君という名の翼
2. あなたへと続く道
3. ここにしか咲かない花
4. 毎朝、ボクの横にいて。-Sweet drip mix-
5. Million Films
6. 永遠(とわ)にともに
7. blue blue
8. 宝島
9. 雪の降らない街
10. 願いの詩

ディスク:2
1. 風
2. YOU
3. miss you
4. YELL ~エール~
5. Bell
6. 轍 -Street stroke-
7. DOOR ~The knock again~
8. 太陽
9. 桜
10. 未来への帰り道 ~bonus track~







Million Films


信号待ち 買い物袋ぶら下げた二人の手
僕に内緒のまま選ばれた 夕飯のレシピ
夕暮れ時 自転辛に追い越されながら
茜に染まる 外苑沿いのレンガ道

しばらく黙りこくってた僕に 不機嫌そうな君
達うよ 君に寄り添ってるメロディを
五線紙みたいにぷら下がった 電線の上 並ぺてるんだ

100万枚撮りのフィルムでも 撮りきれない程の想い出を
君と二人 未来へと焼きつけていけたら良いな
そばにいれるこの瞬間を 切り取ればいつだっていくつだって
溢れるように 生まれてくる LOVE SONG

悪気もなく 見てた古い君のアルバム
最後のページ ひとつ膨らんだポケット

いまさらヤキモチもないだろう?と 胸騒ぎ抑えて 抜き出せば
やたらゴツ目な彼の腕に おどけてつかまるその瞳が
やけに切なく 胸にくるんだ

ぶつかり合う度また心が 破れたりほつれたりするのは
もう一度新しい結び目を作るためさ
そこに涙がしみ込んだなら もう二度とほどける事の無い
強さを持った 絆(きずな)に変わるだろう

竜胆(りんどう)の花が雨に揺れる
透明の雨傘も包み込む 秋の調べ優しく

100万枚撮りのフィルムでも 撮りきれない程の想い出の
ひと欠片を ありふれた今日の何処かに見つけだそう
そこに涙が解け合う事を 君の笑い声ひびく事を
心にそっと 祈りながら今も
溢れ出してる また新しいLOVE SONG


  1. 2007/12/29(土) 22:34:31|
  2. 幸福になりたい
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薬害肝炎、年金問題

It’s now or never―私は早く、C型肝炎とさよならしたい!It’s now or never―私は早く、C型肝炎とさよならしたい!
福田 衣里子

2001年3月。厚労省はクリスマシンなど血液製剤を納入した病院名を公表、検査を呼びかけた。新聞に載った803の病院。その中に福田衣里子さんが生まれた病院があった。「まさか」…検査の結果は陽性、C型肝炎に感染していた。福田さんは大学をやめ治療を開始。パン職人の夢も諦めた。一時は薬の副作用で立つこともできず髪の毛も抜けた。「私は安全なはずの薬で病人にさせられた」福田さんは実名を公表し法廷に立った。





薬害肝炎、年金問題を放棄 国民から見放された福田内閣


福田内閣の支持率が落ちている。新聞によっては40パーセントを切るというところまである。これはどういうことか。

もともと、福田さんは、安倍前首相が突然辞めて、急場しのぎとして登場した。福田さんは、バランス感覚があるし、年もいっていて落ち着いている。そして安倍さんのように性急に事を運ぼうとしない。だから、落ちついていて安心できるじゃないか、ということで一定の支持率を保ってきていた。

しかし、ここにきて支持率が下がり始めている。その理由の一つが防衛省の“守屋事件”だ。この問題が進展して、年を越すと政治家にも及ぶのではないかという情報もある。

もう一つは、12月の下旬になって再び明るみになってきた社保庁の問題だ。

約5000万件の消えた年金について、安倍前首相も舛添要一厚生労働大臣も「3月までに最後の1人までチェックし、支払う」と言っていた。しかし、書き写し損ないやコンピュータの問題などが原因で、消えた年金5000万件のうちその4割になる2000万件が解明できないことが判明した。

しかも、そのうちの1000万件は、帳簿から全く落ちてしまっていて、存在しないことになってしまっているということが分かってきた。

社会保険庁の消えた年金については、とにかく3月までに解明されると安心していた国民に大きな失望感を与えた。失望感は怒りに変わる。



お粗末な発言繰り返す福田首相と町村官房長官

さらに、この社保庁問題に対する福田首相と町村信孝官房長官のコメントがなんとも下手くそ極まりない。

福田さんはこれを「公約違反とは言えないのではないか」と発言し、後で実は「公約でどういう風に言っていたかが頭にさっと浮かばなかった」と釈明した。公約を忘れていたというのは、首相としてどうなのか、資質の問題に関わる。

町村官房長官も、「選挙ですから『年度内にすべて』と縮めて言った」などと発言した。非常に下手くそなコメントぶりで、国民の怒りの火に油を注いてしまった。

こうした福田さん、町村さんの発言は明らかに失言だと思うが、舛添さんの発言は失言とは言えないだろう。

舛添厚生労働大臣は、参院選の際に「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」と発言したが、最近になって、「3月が終わればすべて年金問題がバラ色の解決ができているという誤解があった。『3月までに全部片付ける』とは言っていない」、「他の方が(厚労相を)やっても結果は同じだ」という発言をしている。これに対して野党からは問責決議案を出すという声も上がっている。だが、それは違うと思う。

これは、社会保険庁のサボタージュというより、犯罪的行為だ。そもそも民主党の長妻昭議員がこの問題を露呈させなければ、社会保険庁はいまだに隠したままだったはずだ。今年の2月14日に長妻議員が「5000万件行方不明、消えた年金」と打ち出しても、社会保険庁は柳澤伯夫厚生労働大臣(当時)、安倍首相(当時)に対しても「何ら問題はありません」と言い続けた。



年金問題はサボタージュというより犯罪に近い

官邸がこの問題が本当に大変だと気がついたのは6月9日のことだった。僕は、厚生労働省の最高幹部に取材をして「この4カ月間、厚生労働省は一体何をしていたのか」と聞いた。すると、その幹部は、「まことに恥ずかしい限りだが、社会保険庁というのは、昔で言えば関東軍のようなところで、完全秘密だから厚生労働省に何の情報も漏れてこない」と言った。

長妻議員が追及していることについて、どうなっているんだと聞いても「絶対大丈夫です」と繰り返すばかりだったという。

舛添さんが「3月までに解明する」と言い出したとき、社会保険庁はそれが無理だということがわかっていたはずなのだから、データをすべて大臣に出して「それは無理です」ときちんと言うべきだった。しかし、実際には彼らはただ黙って隠し続けていた。

9月9日の「サンデープロジェクト」に舛添さんを呼んだとき、僕は彼に「3月までに消えた年金問題のすべてを解明すると言っているが、解明できる根拠はあるのか」と聞いた。舛添さんにこの質問するにあたって、僕は事前に、総務省で作っている社保庁問題の第三者委員会に取材をしていた。そして、その第三者委員会の誰一人としてこの問題の実態を掴んでおらず、社会保険庁が全面的に隠しているために、何もわかっていないということを聞いていた。

舛添さんは、「田原さんの言う通りで、根拠らしいことは何もない。何もわからないのだ」と言っていた。舛添さんは、意気込みを言っていたのだと思う。社会保険庁や厚生労働省は早く実態を表明すべきだったし、あるいは舛添さんにきちんと事実を言うべきだった。これは政治の問題を超えて、むしろ警察・検察の領域だ。



薬害C型肝炎問題も被害者と決裂

福田さんの年金問題の失言も問題だが、薬害C型肝炎問題の対応の方がもっとひどい話だ。福田さんはこの問題に対して「裁判所の判決が出るのを待つ」と言った。冗談じゃない。現に被害者が出ているわけだし、これも厚生労働省のサボタージュによって被害者がどんどん膨らんできた問題なのだ。

小泉純一郎元首相は、ハンセン氏病問題できちんと謝罪をして、政府が補償した。福田さんもそうするべきだった。しかし裁判の成り行きを待つということで、彼は政治決断をしなかった。

これも大きな問題で、どうも彼は政治決断をしないのではないか、という空気が強くなってきた。一体この人は日本をどうしようとしているのか、総理大臣として何をしようとしているのか。もしかして何かしたいという気持ちすらないのではないか。このような気持ちが国民に広がってきていて、それが今の支持率の低さになっている。

1月15日に延長国会が終わり、18日か19日に新しい国会が始まるだろう。僕が福田さんに提案したいのは、ここですぐに内閣改造をすべき、ということだ。今の内閣は“安倍内閣”だ。福田さんは前政権の閣僚をほとんど何も変えていないのだから。

だからいち早く“安倍内閣”を改造して福田内閣を作るべきだ。そしてそこで、福田内閣の所信表明をすべきだ。福田さんは所信表明をやっていない。やっていないから、何をするつもりなのか、何をしたい人なのからわからない。

僕は先日、中曽根康弘元首相に「福田さんはどういう人なのか」と尋ねた。それに対して中曽根さんは、「道を歩いていたら財布が落ちていた。その財布を拾ったら、それが首相だった」と痛烈なことを言っていた。そして「どうも財布の使い道もまだよく分からないらしい」と皮肉った。



衆院解散、そして政界再編が始まる

民主党は、新テロ特措法案でも真っ向からの真剣勝負はやめたが、その代わり予算で本気の勝負をしようとしている。1月18日、または19日に始まる国会は、言うまでもなく「予算の国会」になる。予算そのものは、衆議院で通過すればよいのだが、予算関連法案は参議院を通過しないと成立しない。ここで民主党は徹底的に戦う。おそらく、先程述べた年金の問題もここで出してくるだろう。

他にも、予算関連法案にはいくつかの問題がある。道路特定財源一般化、暫定税率の扱いの問題である。民主党はここで徹底的に戦うだろう。戦い方によっては、民主党の支持率が上回る可能性がある。参議院で予算関連法案が通らないと4月から公務員の給料が払えなくなる。予算がないのだから当然だ。そこで自民党政府は暫定予算を組まなくてはならなくなる。しかし、当然ながら暫定予算をそうは続けることはできない。

だから、結局ここでまた「60日ルール」を使って衆議院に戻して「3分の2」を使って法案を通すということになる。しかし、またここで強引に通したら、民主党は間違いなく問責決議案を出す。そうなると、自民党は無視できなくなり、解散総選挙になる可能性が極めて高い。自民党の幹部にあたってみても、ここで解散総選挙の可能性が高いと言っている。

選挙となると、ここでまた問題が出てくる。もし民主党が勝てば、民主党の天下ということで問題ないが、僕はそうはならないと見ている。

おそらく、自民党と公明でやっと勝つという状態になるだろう。自民党だけでは勝てない。公明党と足してやっと勝つ。ところがこうなると、国会で法案が全く通らなくなって、にっちもさっちもいかなくなってしまう。参議院ではもちろん法案は通らないし、衆議院に戻しても今度は与党で「3分の2」の数が届かないため、議決できない。国会は全くの凍結状態になってしまう。

ではこうなったときに何が起こるのか。もしかしたらまた大連立構想の話が噴出すことになるのか。その可能性もあるが、むしろこのタイミングで、自民党も民主党も割れて、いよいよ政界再編が起きることになるかもしれない。


(出典:田原総一朗の政財界「ここだけの話」



福田 衣里子さんのブログ :: Piquer 〜Ennrico’s room

福田 衣里子さんに関するニュース(Google)




  1. 2007/12/29(土) 17:37:07|
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地方税制

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすさあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム、ドナルド・O. クリフトン 他


あなたは 他人から「ガンコだなぁ〜」と
言われたことがありますか?
でも、頑固さや神経質といった欠点さえ、
それが力を生み出すなら「才能」となるのです。
ビジネスを成功に導く、あなたの強み。
じつは、こんなトコロにかくれていたんですね!

目次
第1部 強みを解剖する
 強固な人生を築く
 強みを築く
第2部 強みの源泉を探る
 強みを見つける
 34の強み
第3部 強みをビジネスに活かす
 疑問を解く
 強みを活用する
 強みを土台にした企業を築く






都市から地方へ〜税移転の裏にあるシナリオ



12月11日に自民、公明両党のそれぞれの税制調査会が、平成20年度の税制改正大綱の概要をまとめた。その内容はいろいろあるのだが、重要なのは次の2点だろう。

1.揮発油税の暫定税率を10年間継続すること
2.法人事業税の半分を地方法人特別税とし、人口や従業者数に応じて自治体に配分すること

1の揮発油税は、地方道路税と合わせて「ガソリン税」と呼ばれる税金である。原油価格の高騰によって、暫定的に税金を上乗せして徴収しているのだが、それを今後も継続しようというわけだ。

2の法人事業税は、法人所得にかかるので、もともと大都市への偏在度が高い。その半額を、名目を変えて人口、従業者数比で配分すると、地方の取り分が多くなる。それによって、経済的に疲弊している地方を、少しでもうるおしてやろうというのである。

この税制の導入により、従来とくらべて東京都は3000億円、愛知県は400億円、大阪府は200億円、税収が減少することになる。

東京都の石原慎太郎知事は、当初から「地方自治の根幹が崩れる」として、この案に猛反対してきたが、それは立場からして当然のことだろう。

しかし、11日に行われた福田総理との会談で、やけにあっさりと変更を了承した。「泣く子と地頭と政府には勝てない」と苦汁の選択であることを強調したが、受け入れた理由の一つには、都知事選挙のときにお世話になったお礼という意味合いもあるのだろう。

だが、転んでもただでは起きない石原知事のことである。今後の東京都の政策について、いろいろと政府の言質をとったようである。



政府はなぜ暫定措置としたのか

そもそも税制の決定権は国にある。だから、いくら石原知事が反対しても国がその気になれば、なんでもできるわけだ。それならと、福田総理との会談のなかで、外郭環状道路の整備、羽田空港の国際化、都の環境対策など、東京都が進める政策を国がバックアップするという言質を取り、国との協議を始めることで合意したわけだ。

バックアップするということは、国が金を出すことである。税制に関しては国家権力の前に無力であっても、新しい税制と引き換えに、3000億円分すべてとは言えないまでも、取れるものは取っておこうというのが、石原知事の戦略だったのだろう。政治的取引としては、うまく行動したといえよう。

わたしが注目したいのは、石原知事が福田総理との会談でもう一つ獲得したことにある。それは、新しい税制を暫定措置としたことだ。これは、東京都にすれば当然だろう。税収が減ってしまうような措置は、暫定的なものにして欲しいからだ。

だが問題は、政府がなぜそれをいとも簡単に受け入れたのかということだ。政府にとって、恒久措置ではなく暫定措置としたことに、どういうメリットあるいはデメリットがあるのだろうか。細かいことだと言われるかもしれないが、わたしはそこが気になったのだ。

そこで考えてほしいのは、揮発油税の税率を上乗せしていることで困っているのは、都市住民ではなく地方の人たちであるということだ。

いま、日本の自動車の普及率は、かつてないほど高くなっている。年収200万円後半の世帯でも過半の世帯が自動車を保有している。なぜかといえは、地方と郊外は車がないと生きていけない社会になったためだ。

都心部に住んでいる人にはピンとこないかもしれないが、市役所に行くにも、スーパーや病院に行くにも車がないとどうしようもないのだ。だから、現在のガソリン価格高騰で苦しんでいるのは、地方の人なのである。

それならば、揮発油税の暫定税率を撤廃したほうが、地方にとって効果が高いはずである。事実、民主党はそうした提案をしている。だが、政府・与党はそうはしなかった。地方のためといって、地方法人特別税を実施していながら、揮発油税の暫定税率は継続することとしたのである。

どうも、ここにからくりがあるように思えてならないのだ。



税源移転、目的は消費税率アップの地ならし

わたしの腑に落ちない点は二つである。

一つは、揮発油税の暫定税率を継続しておきながら、地方法人特別税という新しい制度を導入するという面倒なことをしている点。地方経済のことを思うなら、まず揮発油税の暫定税率を撤廃することが先決ではないか。

そしてもう一つは、地方法人特別税を暫定措置とした点である。

そうして考えていくと、妙な点に思い当たる。

地方法人特別税に回される金額というのは2兆6000億円になるのだが、これはぴったり消費税1%分に該当するのだ。

消費税率が現在5%なのはご承知の通りだが、そのうちの1%分が地方に配分されている。これに対して知事会などでは、地方への配分を2%にして欲しいと以前から政府に要望を続けている。というのも、地方分権によって税源移転をする際に、なるべく都道府県間で格差の少ない税金を譲与してほしいというのがその理由である。そうすれば、各自治体で財政が組みやすいというわけだ。

それが今回、地方法人特別税によって、形を変えて実現する方向になったのだ。これは、どう見ても偶然の一致とは思えない。

もし、与党の税制改正大綱のままに改正が実現され、地方法人特別税が配分されるようになればどうなるか。

自治体は当然のことながら、それを当て込んだ予算編成をするようになるだろう。しかし、地方法人特別税は暫定税制ということになったので、下手をすると1年限りということもあり得る。

しかし人間というのは、一度いい思いをすると、もとに戻るのは難しい。収入が減っても、なかなか生活レベルは落とせないものなのだ。

それと同様に、いったん確保した税源がなくなってしまうというのは、地方財政にとって非常に厳しいことになる。それが当然あるものとして、すべてが進められてしまうからだ。

そこで国はどう出るか。暫定税源の廃止をちらつかせながら、こう言うのではないだろうか。「消費税引き上げに賛成してくれたら、増税分のなかから1%分を配分しますよ」。

これならば、地方法人特別税と金額がほぼ同じであるし、なにしろ恒久的な制度である。その誘惑には耐え切れないだろう。自治体が首を横に振るのは難しいと思う。

こうして、地方は消費税増税に賛成せざるを得なくなるのだ。これが、政府の考えている裏のシナリオではないか。うがった見方と言われるかもしれないが、どうしてもそう考えざるを得ないのだ。



なぜ景気拡大で税収見通し横ばいなのか

実はもう一つ、消費税増税の地ならしとみられることを政府はしている。それは、来年の税収見通しの金額である。

12月20日に内示された来年度予算の財務省原案によれば、来年度の税収は53兆5540億円と見積もられた。今年度の当初予算における税収見通しは53兆4700億円だったので、プラス0.2%というほぼ横ばいの数字である。だが、こんなことがあるのだろうか。

政府や日銀は、「景気は着実に拡大を続けている」としているではないか。政府経済見通しによれば、来年度の名目成長率を2.1%とすることで最終調整されているとのことだ。それだけの成長率を見込んでいながら、なぜ税収の見積もりを低く抑えているのか。

当初予算での税収見通しは経済指標の一つとして重要視されているが、これが2004年度以降、数兆円ずつ回復してきたのである。あまりにも不自然ではないか。

もっとも財務省は、今年度の税収見通しを下げることで辻褄を合わせようとしているようだ。同時に編成された2007年度補正予算案によれば、今年度の税収は当初予算から9160億円減額している。減額修正は5年ぶりのことだ。確かに、今年度は当初の見積もりから欠けただろうが、財務省が示したように1兆円規模で減るものだろうか。

そうしたことすべても、政府・財務省が意図的に数字を操作していると考えれば納得がいく。そもそも、税収見積もりは、かなり恣意的なものなのだ。

もし、高い税収見通しを示したらどうなるか。既に歳出はかなり絞り込んでいるので、予算上でのプライマリーバランスはかなり向上するだろう。そして、来年度予算の収支があまりにもよくなってしまっては、消費税率アップの根拠を失ってしまう。

消費税増税のためには、財政は厳しいということを示さなくてはならない。その苦肉の策が、「税収見通し横ばい」の背景にあるのではないかというのが、わたしの見方である。

政府はなにがなんでも消費税を上げたがっている。それは確かである。わたしたちは、それを頭に入れた上で、政府や財務省の発表をうのみにせず、きちんとした傍証を得た上で判断したいものである。



(出典:経済アナリスト 森永 卓郎
  1. 2007/12/29(土) 02:45:48|
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正月行事

フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)
築山 節

(書評その1)
脳神経外科専門医として何千という患者のボケていく脳を診てきた著者、築山節氏によると最近は20、30代の外来患者が増えているという。パソコンに一日向かって耳にはヘッドホン、コミュニケーションはメール、思いだす代わりにネット検索、計算は計算機、仕事が終わったら家で話すこともなくテレビを見て寝てしまう…。そんな傾向が思い当たる人は一読を。

(書評その2)
「脳がフリーズする」とは、パソコンのフリーズ同様に脳のある機能が思いがけず働かない瞬間に陥ること。商談の最中に不意に言葉が出なくなる、よく知っているはずの名前が思いだせない。本書では単なる老化というよりも普通の人がボケていく理由を明らかにしている。





国柄探訪: 正月行事と先祖の祈り

正月は子孫に無病息災と豊穣をもたらす歳神様をお迎えする時。



■1.元旦とともに東からやってくる歳神様■

現在の暦では正月は冬のさなかで、「新年」という実感には乏しいが、旧暦では来年の元日は2月1日。冬至と春分の中間にあたる立春のあたりで、寒さはまだ厳しいだろうが、少しずつ日が長くなり、春の訪れが感じられる時期である。

旧暦は月の満ち欠けに基づく太陰暦なので、大晦日(おおみそか)は闇夜だが、元日の夜には細い弓のような「新月」が現れ、新しい月が始まる。

その闇夜が明ける卯の刻(午前6時)に、歳神様が東の方からやってくる。歳神様は正月様とも呼ばれるが、祖先の御霊(みたま)である。わが国では、死者が子孫を見捨てて、自分一人、天国や西方浄土に行ってしまうとは考えなかった。祖先の霊は子孫をいつも見守ってくれている一家の守護神であり、同時に豊作をもたらす穀霊でもあった。[a]

歳神様のお陰で、一家が一年を無事に過ごせたことに感謝し、また新しい年も幸福に過ごせるようにお祈りする。年末から年始にかけて様々な行事があるが、それらのほとんどは、歳神様をお迎えするためのものなのである。

その由来を辿ってみれば、我々の先祖が、一つ一つの行事にどのような祈りを込めてきたのか、思い出すことができるだろう。

■2.歳暮、餅つき■

年末には親やお世話になった人々にお歳暮を贈る。歳暮とは、文字通り「歳の暮れ」を指すが、もともとは、歳の暮れになって歳神様に米、餅、魚などをお供えしたのが始まりだった。それが都会に出て帰省できない子供や遠方の親戚が、本家の祭壇にお供えしてもらうよう、供物(くもつ)を贈るようになり、それとともに両親の長寿を願ったのが、お歳暮という習慣に変わっていった。

お歳暮として塩ザケや塩ブリが好まれたが、これらは「年取り肴(さかな)」と呼ばれ、年越しの食膳には必ず出されたものである。長期保存ができる点も重宝がられた。

年末には餅つきをして鏡餅を作る。鏡餅も歳神様への供え物であり、またご降臨された年神様が家の中で鎮座される場所だった。

もともと餅は神様に供える神聖な食べ物と考えられていた。鏡餅と呼ばれるのは、昔の鏡が円形だったからで、丸い形は神の御霊を象徴している。大小二つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表して、月日をめでたく重ねる、あるいは、福徳を重ねるという意味が込められていたようだ。

■3.大掃除、門松、注連(しめ)飾り■

年末には大掃除もする。これは歳神様をお迎えするために住居のお清めをする「すす払い」に由来する。住まいが清められて、人間の方もすがすがしい気持ちで新年を迎えることができる。

それに門松。これは歳神様が迷わずにご降臨されるために門につける目印である。とくに松が飾られるようになったのは平安時代からで、松は古くから神が宿る木と考えられていたためだ。さらにまっすぐに節を伸ばす竹が、長寿を招く縁起物として門松に添えられるようになった。

玄関口や神棚には「注連(しめ)飾り」をつける。神社でしめ縄を張るのと同じで、家の中が歳神様を迎える神聖な場所である事を示す。しめ縄の簡略化されたものが、しめ飾りや輪飾りである。

「年男」とは現代ではその年の干支に当たる人を指すが、もともとは歳神様をお迎えする準備を取り仕切る人を意味した。室町幕府や江戸幕府では、古い儀礼に通じた人が任ぜられたが、一般の家庭でも家長、あるいは、長男などが当たるようになった。

年男は正月が近づいた暮れの大掃除から、門松や注連飾りなどの飾り付け、鏡餅や若水などの歳神様への供え物、おせち料理の準備など一切を取り仕切る。

こうして清められ、供え物も整った所に、いよいよ歳神様をお迎えするのである。

■4.大晦日■

1年の最後の日を「大晦日(おおみそか)」と呼ぶ。

大晦日の「晦」は「暗い」という意味で、この日は月の出ない闇夜だからである。月の満ち欠けを基準にする旧暦では、毎月の最後の日が闇夜だったので、その日を「晦日(みそか)」と言った。そして一年の最後の「晦日」を、「大晦日」と呼んだのである。

大晦日は「おおつごもり」とも言う。「つごもり」は「月籠もり」が転じたものである。この夜は月が籠もって姿を現さない。翌晩に出てくるのは新月であり、それが徐々に半月になり、満月へと成長していく。その後はまた次第に細っていき、「月籠もり」を迎える。我々の先祖は月の満ち欠けに人間の生死と同じサイクルを観じていたのである。

古くは一日の終わりは日没と考えられていたので、一年の終わりは大晦日の日没時である。それとともに新年が始まる。そして大晦日の晩は身を清め、寝ないで翌朝の歳神様のご来臨を待つ。

大晦日の晩を「除夜」とも言うが、「除く」とは「押しのける」という意味で、「古い年を押しのけて新年を迎える夜」という意味がある。あるいは、「寝ないで朝まで起きているので、夜が除かれるから」という説もある。

■5.初詣、除夜の鐘、おみくじ■

大晦日の夜は、神社では境内で火を焚き、夜を徹して神主が罪や穢(けが)れを清める大祓(おおはら)えを行う。一家の長は、氏神の社に除夜から翌朝まで籠もって歳神を向かえる。これを年籠り(としごもり)と呼んだ。

この年籠もりが、大晦日の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」の2つに分かれ、後者が現在の「初詣」の原型になった。

寺院では、午前零時を前にして除夜の鐘をつき始め、108回鳴らす。これは中国の宋代に始まった慣習だが、静かな夜更けに響く鐘の音は、いかにも荘厳な雰囲気を盛り上げる。年神様を迎える聖なる時にいかにもふさわしい。

異国から伝えられた仏教行事も八百万の神々のおわすわが国では、土着の慣習に自然に融合しているのである。

初詣の際に、おみくじを引くようになったのは、江戸時代ごろからのようであるが、くじによって神意をうかがうことは、そのはるか昔から行われていた。鎌倉時代には、農村で用水を田に引く順番を決めるときや、漁村で漁場の割り当てを決めるときに、話し合いがつかない際には、村人たちがそれぞれ名前を紙片に書き、神主がお祓いをしてから紙片を引いて決めた。

「神仏の配慮は公平」と信じられており、おみくじは、地域共同体を円滑にまとめる手段であった。日本の神様はこんな所でも助けてくれる。

■6.「神人共食」■

歳神様のご降臨の前、午前4時頃に最初に井戸から汲む水を「若水」といった。これも歳神様にお供えするものである。

若水を汲むことを「若水迎え」と言って、その途中で人に出会っても話をするのは厳禁とされた。神棚に供えたあとの若水を飲めば一年の邪気を除くと信じられていた。

おせち料理は、もともと季節の変わり目として何回かある節句の時に歳神様にお供えする「お節料理」だった。やがて、節句のなかでも正月がもっとも重要なものということから、正月料理を指すようになった。

またお雑煮は、歳神様に供えた餅を神棚から下ろし、それを野菜や鶏肉、魚などを煮込んで作る。関西では丸餅を使うが、これは現在でも歳神様に供えた鏡餅をかたどっているためと言われている。

おせち料理やお雑煮などを食べるのに使う祝い箸は両端が細くなっている。これは一方で歳神様が食べられるからである。このように歳神様と家族とで一緒に食事をすることを「神人共食」という。

どこの国でも、お客に食事を出して一緒に食べることが、お互いの親密度を高める手段となっているが、それが神様にまで適用されているのが、わが国の面白い所である。日本の神様は一神教のように天地を創造した超越神ではなく、子孫の家に上がり込んで饗応を受ける、気さくな親しみ深い存在なのである。

■7.数え年とお年玉■

元旦に飲むおとそは、もともとは中国の唐代から飲まれるようになった薬酒の一種で「お屠蘇」と書く。「悪鬼を屠(ほふ)り、死者を蘇らせる」という意味で、こう書くと、日本人の感覚からするとややグロテスクである。

元旦にお屠蘇を飲む習慣は、平安時代に日本に伝わって、宮中の元旦の儀式として取り入れられ、やがて庶民の間にも広まっていった。御神酒を神様に供えるという日本古来の風習との親和性があったからだろう。除夜の鐘と同じく、異国の習慣でも、古来からの日本の風習と親和性があるものは、素直に取り入れる所に、我が祖先の柔軟性が窺われる。

数え年では、元日に家族全員が一斉に年をとる。だから、古い年を無事に過ごし、新しい年を一緒に迎える正月は、格別のものがあったろう。西洋流に個人毎に異なる誕生日を持つという風習が広まって以来、年をとるということは、ひどく個人的な営みになってしまった。

一緒に年を取るのは家族ばかりではない。家で飼っている牛や馬、臼や鍋、釜、包丁、鉈などの道具も一緒に年をとると考え、餅を供えたりする。動物や道具も一緒にこの世で生を営んでいるという仲間意識のようなものを持っていたからであろう。

正月に子供たちが貰うお年玉は、もともとは歳神様からの贈り物だった。歳神様にお供えした餅を下ろし、年少者に分け与えたのが始まりと言われている。地域によっては、歳神に扮装した村人が元旦に各家庭を回って、子供たちに丸餅を配って歩く風習がいまだに続いている。

■8.鏡開き、小正月■

1月11日には、歳神様に供えた鏡餅を下ろして、雑煮や汁粉にして食べる。これを「鏡開き」と言う。歳神様が宿っている鏡餅に刃物を入れるのは忌むべきことなので、手や木槌で割る。また「切る」「割る」とは縁起の悪い言葉なので「開き」と言いかえる。

昔の武家では、鏡餅で作った雑煮や汁粉を主君と家来が揃って食べ、商家でも主人と使用人たちが一緒に食べた。「神人同食」と同様、同じ食物を共に食べることで、親密さを深めることができるのである。

1月15日を「小正月」という。新年の最初の満月の日である。この日の朝には小豆がゆを食べる習慣があった。小豆のような赤い色の食べ物は、身体の邪気を払うと考えられていた。めでたい時に、赤飯を炊くのもこの理由からだろう。

この日の前後に「左義長」または「どんど焼き」「どんど祭り」などと呼ばれる火祭りが行われる。正月に飾った門松やしめ飾りを、神社や寺院の境内に持ち寄って燃やす。その時の煙に乗って、新年に訪れた歳神様が天上に帰って行く。

この時に、餅や芋、だんごなどを棒に刺して、焼いて食べると、その年は無病息災であると信じられていた。

■9.ハレとケ■

古来から日本人はハレの日とケの日を厳密に分けていた、という民俗学の説がある。ケの日はふだんどおりの日常生活を送るが、それが続くと次第に生きるエネルギーが枯渇してくる。それが「ケ枯れ」(汚れ)である、という。

「ケ枯れ」を回復するために、人々はハレの日の祭事を行う。日常を抜け出して、「晴れ着」を着たり、神聖な食べ物である赤飯や餅を食べたり、酒を飲んだりする。

正月は、そのハレの日の中でも中心的なものであった。禊ぎをして身のケガレをとり、家のお祓いをして、歳神様をお迎えする。歳神様は一家の守護神であり、また豊穣の神でもあった。この慈愛あふれる歳神様と酒食を共にすることで、人々は新たなる年に向かうエネルギーをいただく。

我々の祖先は、こうした豊かな世界観に基づいて、正月行事を行い、そこから新しい一年に向かうエネルギーを得ていたのである。(文責:伊勢雅臣)


(出典:Japan On the Globe 国際派日本人養成講座 )
  1. 2007/12/28(金) 01:08:49|
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薬害肝炎、年金問題

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)MICHELIN GUIDE東京 2008


創刊から108年、ヨーロッパをカバーするレストランとホテルのガイドブックとして圧倒的な支持を受けるミシュランガイドの東京版が完成した。世界的に認知されている星の数によるミシュランの評価。ついに東京でも、傑出したクオリティのレストランに星がつくことになった。ミシュランの調査チームを構成するのは日本を含む世界各国からの調査員たち。掲載されるのは各国料理の優れたレストラン。なかでも日本料理店の充実は東京版ならでは。ミシュランガイド東京2008年版の登場で世界中の美食家の熱い眼差しが東京に。




薬害肝炎、年金問題を放棄 国民から見放された福田内閣


福田内閣の支持率が落ちている。新聞によっては40パーセントを切るというところまである。これはどういうことか。

もともと、福田さんは、安倍前首相が突然辞めて、急場しのぎとして登場した。福田さんは、バランス感覚があるし、年もいっていて落ち着いている。そして安倍さんのように性急に事を運ぼうとしない。だから、落ちついていて安心できるじゃないか、ということで一定の支持率を保ってきていた。

しかし、ここにきて支持率が下がり始めている。その理由の一つが防衛省の“守屋事件”だ。この問題が進展して、年を越すと政治家にも及ぶのではないかという情報もある。

もう一つは、12月の下旬になって再び明るみになってきた社保庁の問題だ。

約5000万件の消えた年金について、安倍前首相も舛添要一厚生労働大臣も「3月までに最後の1人までチェックし、支払う」と言っていた。しかし、書き写し損ないやコンピュータの問題などが原因で、消えた年金5000万件のうちその4割になる2000万件が解明できないことが判明した。

しかも、そのうちの1000万件は、帳簿から全く落ちてしまっていて、存在しないことになってしまっているということが分かってきた。

社会保険庁の消えた年金については、とにかく3月までに解明されると安心していた国民に大きな失望感を与えた。失望感は怒りに変わる。



お粗末な発言繰り返す福田首相と町村官房長官

さらに、この社保庁問題に対する福田首相と町村信孝官房長官のコメントがなんとも下手くそ極まりない。

福田さんはこれを「公約違反とは言えないのではないか」と発言し、後で実は「公約でどういう風に言っていたかが頭にさっと浮かばなかった」と釈明した。公約を忘れていたというのは、首相としてどうなのか、資質の問題に関わる。

町村官房長官も、「選挙ですから『年度内にすべて』と縮めて言った」などと発言した。非常に下手くそなコメントぶりで、国民の怒りの火に油を注いてしまった。

こうした福田さん、町村さんの発言は明らかに失言だと思うが、舛添さんの発言は失言とは言えないだろう。

舛添厚生労働大臣は、参院選の際に「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」と発言したが、最近になって、「3月が終わればすべて年金問題がバラ色の解決ができているという誤解があった。『3月までに全部片付ける』とは言っていない」、「他の方が(厚労相を)やっても結果は同じだ」という発言をしている。これに対して野党からは問責決議案を出すという声も上がっている。だが、それは違うと思う。

これは、社会保険庁のサボタージュというより、犯罪的行為だ。そもそも民主党の長妻昭議員がこの問題を露呈させなければ、社会保険庁はいまだに隠したままだったはずだ。今年の2月14日に長妻議員が「5000万件行方不明、消えた年金」と打ち出しても、社会保険庁は柳澤伯夫厚生労働大臣(当時)、安倍首相(当時)に対しても「何ら問題はありません」と言い続けた。


年金問題はサボタージュというより犯罪に近い

官邸がこの問題が本当に大変だと気がついたのは6月9日のことだった。僕は、厚生労働省の最高幹部に取材をして「この4カ月間、厚生労働省は一体何をしていたのか」と聞いた。すると、その幹部は、「まことに恥ずかしい限りだが、社会保険庁というのは、昔で言えば関東軍のようなところで、完全秘密だから厚生労働省に何の情報も漏れてこない」と言った。

長妻議員が追及していることについて、どうなっているんだと聞いても「絶対大丈夫です」と繰り返すばかりだったという。

舛添さんが「3月までに解明する」と言い出したとき、社会保険庁はそれが無理だということがわかっていたはずなのだから、データをすべて大臣に出して「それは無理です」ときちんと言うべきだった。しかし、実際には彼らはただ黙って隠し続けていた。

9月9日の「サンデープロジェクト」に舛添さんを呼んだとき、僕は彼に「3月までに消えた年金問題のすべてを解明すると言っているが、解明できる根拠はあるのか」と聞いた。舛添さんにこの質問するにあたって、僕は事前に、総務省で作っている社保庁問題の第三者委員会に取材をしていた。そして、その第三者委員会の誰一人としてこの問題の実態を掴んでおらず、社会保険庁が全面的に隠しているために、何もわかっていないということを聞いていた。

舛添さんは、「田原さんの言う通りで、根拠らしいことは何もない。何もわからないのだ」と言っていた。舛添さんは、意気込みを言っていたのだと思う。社会保険庁や厚生労働省は早く実態を表明すべきだったし、あるいは舛添さんにきちんと事実を言うべきだった。これは政治の問題を超えて、むしろ警察・検察の領域だ。


薬害C型肝炎問題も被害者と決裂

福田さんの年金問題の失言も問題だが、薬害C型肝炎問題の対応の方がもっとひどい話だ。福田さんはこの問題に対して「裁判所の判決が出るのを待つ」と言った。冗談じゃない。現に被害者が出ているわけだし、これも厚生労働省のサボタージュによって被害者がどんどん膨らんできた問題なのだ。

小泉純一郎元首相は、ハンセン氏病問題できちんと謝罪をして、政府が補償した。福田さんもそうするべきだった。しかし裁判の成り行きを待つということで、彼は政治決断をしなかった。

これも大きな問題で、どうも彼は政治決断をしないのではないか、という空気が強くなってきた。一体この人は日本をどうしようとしているのか、総理大臣として何をしようとしているのか。もしかして何かしたいという気持ちすらないのではないか。このような気持ちが国民に広がってきていて、それが今の支持率の低さになっている。

1月15日に延長国会が終わり、18日か19日に新しい国会が始まるだろう。僕が福田さんに提案したいのは、ここですぐに内閣改造をすべき、ということだ。今の内閣は“安倍内閣”だ。福田さんは前政権の閣僚をほとんど何も変えていないのだから。

だからいち早く“安倍内閣”を改造して福田内閣を作るべきだ。そしてそこで、福田内閣の所信表明をすべきだ。福田さんは所信表明をやっていない。やっていないから、何をするつもりなのか、何をしたい人なのからわからない。

僕は先日、中曽根康弘元首相に「福田さんはどういう人なのか」と尋ねた。それに対して中曽根さんは、「道を歩いていたら財布が落ちていた。その財布を拾ったら、それが首相だった」と痛烈なことを言っていた。そして「どうも財布の使い道もまだよく分からないらしい」と皮肉った。


衆院解散、そして政界再編が始まる

民主党は、新テロ特措法案でも真っ向からの真剣勝負はやめたが、その代わり予算で本気の勝負をしようとしている。1月18日、または19日に始まる国会は、言うまでもなく「予算の国会」になる。予算そのものは、衆議院で通過すればよいのだが、予算関連法案は参議院を通過しないと成立しない。ここで民主党は徹底的に戦う。おそらく、先程述べた年金の問題もここで出してくるだろう。

他にも、予算関連法案にはいくつかの問題がある。道路特定財源一般化、暫定税率の扱いの問題である。民主党はここで徹底的に戦うだろう。戦い方によっては、民主党の支持率が上回る可能性がある。参議院で予算関連法案が通らないと4月から公務員の給料が払えなくなる。予算がないのだから当然だ。そこで自民党政府は暫定予算を組まなくてはならなくなる。しかし、当然ながら暫定予算をそうは続けることはできない。

だから、結局ここでまた「60日ルール」を使って衆議院に戻して「3分の2」を使って法案を通すということになる。しかし、またここで強引に通したら、民主党は間違いなく問責決議案を出す。そうなると、自民党は無視できなくなり、解散総選挙になる可能性が極めて高い。自民党の幹部にあたってみても、ここで解散総選挙の可能性が高いと言っている。

選挙となると、ここでまた問題が出てくる。もし民主党が勝てば、民主党の天下ということで問題ないが、僕はそうはならないと見ている。

おそらく、自民党と公明でやっと勝つという状態になるだろう。自民党だけでは勝てない。公明党と足してやっと勝つ。ところがこうなると、国会で法案が全く通らなくなって、にっちもさっちもいかなくなってしまう。参議院ではもちろん法案は通らないし、衆議院に戻しても今度は与党で「3分の2」の数が届かないため、議決できない。国会は全くの凍結状態になってしまう。

ではこうなったときに何が起こるのか。もしかしたらまた大連立構想の話が噴出すことになるのか。その可能性もあるが、むしろこのタイミングで、自民党も民主党も割れて、いよいよ政界再編が起きることになるかもしれない。


出典:田原総一朗の政財界「ここだけの話」
  1. 2007/12/27(木) 01:06:21|
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