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偽造を見破る

偽造鑑定人マル秘調査ファイル
松村 喜秀、中尾 祐賜 他

偽造鑑定人マル秘調査ファイル





偽造印紙と偽マイルドセブン




2006年7月、東京都台東区の金券ショップになんと200円の偽造収入印紙29万8000枚(5960万円相当)が持ち込まれた。ショップは持ち込んだ韓国籍の男に約5500万円を渡し、印紙と引き替えた。ところが、その後、この印紙に不審点があるのが分かり、事件が発覚した。

この偽造印紙は極めて精巧で、海外で作られた可能性が高い。

一般の人はあまり印紙に触れる機会がないため、関心が薄いだろうが、実は昔から偽造はあるのだ。印紙には収入印紙、登記印紙、特許印紙、自動車重量税印紙などいろいろな種類があるが、一般的には印紙といえば収入印紙を指す。

収入印紙の額面は31種類あり、安いもので1円、2円から、高額になると1万円や5万円、最高で10万円もある。

これをシートで偽造して売りさばけば、たちまち大きな収入になるのだから、犯罪者グループが見逃すはずがない。



のりをなめて分かった偽造印紙

かつて、わたしも偽造印紙シートの鑑定をしたことがある。金券ショップの経営者に鑑定を頼まれたのは1万円の収入印紙シートの束。おそらく数千枚はあったろうか。非常に精巧に出来ており、目視と手触りだけでは偽物と分からなかった。

見た目と手触りというのは実は鑑定において重要な作業で、このときの第一印象があやしければ、ほとんどの場合が偽である。ところが、この印紙シートは目視と手触りだけでは何かが違うとは感じたが、確たる証拠は見つからなかった。

そこで、ルーペで細かにチェックしたが、やはり異常は見つからない。紙の組成も本物と同じだった。紙の繊維質の中に筋のようなものがあり、わたしたちはそれを「骨」と呼ぶのだが、以前、この骨の形状が異なっている偽造印紙を見つけたことがある。ところが、そのときは骨も同じだった。

さらに紙質を確認するために特殊な蛍光マーカーを印紙の端につけて、色の浸透具合を観察したが、本物と同じだった。インクの成分を見るために除光液を塗って反応の仕方を確認したが、これも本物と変わりがなかった。

せっぱ詰まったわたしは、苦し紛れに印紙の裏ののりをなめて味を確かめてみた。昔、スーパーKの鑑定でも札を切って食べたことがあるが、味も重要な鑑定要素だ。

すると、のりの味が本物と微妙に違った。そこで、印紙の裏部分をルーペで丹念に隅から隅までチェックすると、途中にのりづけのムラがあることが分かった。ほかのシートも同じ場所にムラがあった。

これで偽造と分かったが、それほど精巧な偽造印紙が世の中には出回っているのだ。おそらく東南アジアで偽造され、日本では暴力団などによって、金券ショップで売りさばかれているようだ。




偽造マイルドセブンが東南アジアで人気?

日本人があまり意識していないもう一つの偽造がタバコだ。

偽タバコは世界的に広がっており、日本でも以前からセブンスターなどの人気銘柄の偽造が摘発されている。

2006年1月には、北朝鮮が年間20億箱規模の生産能力を備えた大規模偽造タバコ工場を運営していると指摘され、米国のフィリップ・モリスや日本たばこ産業、ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどが調査に乗り出した。

米国では10億箱以上もの北朝鮮製偽造タバコが見つかったこともあり、北朝鮮と国際的犯罪組織がグルになって大儲けしていると考えられている。

世界で最も多い偽造タバコはマルボロだが、日本のマイルドセブンの偽造タバコも東南アジアで“人気”がある。

昨年5月には北朝鮮から出航した船にマイルドセブン、セブンスターの偽造タバコが積まれていたことが、海上保安庁によって初めて確認された。ところが、これらの偽造タバコは日本への密輸目的ではなく、台湾や韓国、東南アジアなどに運ばれる途中だったため、押収されなかった。

日本では偽造タバコはパチンコ店の景品などには流れるが、タバコ屋や自動販売機のルートに流すことは難しい。そのため、販路を求めてアジアに運ばれる。特に台湾や韓国ではマイルドセブンシリーズは人気だ。

偽造タバコは犯人を捕まえにくく、せいぜい逮捕できてもバイヤーどまりだ。また、タバコは半分以上が税金のため、犯罪者側にも購入者側にも罪の意識が低い。

ちなみに、日本では国税が23.7%、地方税が29.1%、タバコ特別税が5.5%、消費税が4.8% ―― と63.1%が税金である。1箱300円とすれば、うち189円が税金だ。

したがって、仮に1箱100円で売っても犯罪者には利益が出るし、買う方も定価の3分の1で手に入るから儲けものというわけだ。



麻薬入りの偽造タバコも

東南アジアではたばこ屋でも偽造タバコを売っている。バーや飲み屋になどにも流れている。

一説には本物のタバコ製造機の古いタイプが転売されて偽造タバコ工場に収まっているという。もし、中古の機械を外国に売っているとしたら、タバコの偽造を支援しているようなものだ。

問題は麻薬入りの偽造タバコも出回っていることだ。麻薬を作った後に残ったクズなどをタバコに混入して、高い値で売っている。

わたしが東南アジアで見たものは1箱20本中10本だけ麻薬入り偽造タバコが入っていた。吸うとハイになるので、中には好んで買う人もいる。彼らは1箱1000円でも2000円でも買うのだ。

偽造タバコ犯罪を逮捕するにはおとり捜査や潜入捜査など特殊な手法が必要だ。日本の警察はおとり捜査はできないので、偽造タバコや麻薬入りタバコが日本に入り込まないように水際で止めるべきだろう。



(出典:松村テクノロジー社長 松村喜秀氏




こういう話を聞いても、
”日本では・・中略・・1箱300円とすれば、うち189円が税金だ。”
という部分のインパクトが大きくて
犯罪けしからん!という気持ちが萎えてきますね。

日本は、ガソリンも税金高いですね。
3-4割くらいが税金ですよね。



税金は「裏ワザ」で9割安くなる―元国税調査官が明かす禁断の節税術大村 大次郎

税金は「裏ワザ」で9割安くなる
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日本の税金 (岩波新書)三木 義一

日本の税金 (岩波新書)

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